仁義なき戦い

まぁこんな時に限って腐ったような話が舞い込んでくる。
債権の回収代行業社を連れがやってるわけだがちょっとトラブってるから来て欲しいと電話がきた。長い付き合いの兄ちゃんだし実はその業界の知識では俺様のが彼より知っているところもあるから仕方なくヘルパーとして現場まで逝った。
するとなんだ!チンピラみたいのが二人もいるじゃねぇか!
兄ちゃん腰ひけちゃってるし(笑)ってなんで向こうが悪いのにこっちが引かなきゃならんのかと思い俺様、強気の態度にでてみた。「部外者はひっこんでろぉ!」と相手もひらきなおりゃがってさぁ大変。俺様は「俺も部外者ならお前らも部外者だろぉが!本人同士で話させぇや!」といきがってみた。そうなると頭の悪いチンピラは訳のわからんことを大声でどなりちらすわけだ。手を出してきたらすぐ通報したればよいと思って多少煽ってみたがちょっとは頭がいいらしく手をだしてこねぇ。
あまりに殺伐とした空気だったようで連れの兄ちゃんが代行を受けている融資先に現状を報告するとそのまま待機との事だったのでなんとか落ち着かせファミレスに逝った。
しばらくすると融資先の人がきた。どうみても本物さんだよ・・・
チャララ〜〜チャララ〜〜という音楽が頭の中で鳴った。
少し席をはずさせてもらって外で煙草を吹かしながらボケーとしてると30分ほどで連れと本物さんが外にでてきた。なぜか本物さんは俺様に「迷惑かけちゃったねぇ。飯でも食ってよ」と諭吉さんを2枚もくれた。仁義の世界でこういうのを断るのも悪いので素直に受けッ取った。帰りも家まで高級ベンツで送ってくれたのだ。
乗り心地は最高だったがやはりなんつーか本物さんがいるだけあってちょっと俺様もチキンハートな感じになっており小さくなってますた_| ̄|○
でも本物さんの話はかっこいい。最近の本物さんは昔みたいに羽振りもよくないから結構頭を使ったりしてるようだ。もう武闘派の時代じゃないのかもしれないな。
てか最初からそこの親元に連絡すればよかったのにと思ったが連れの話しによると親元が直で回収などすると代行料が入ってこないというオチだったようだ。
あーほんま精神的に疲れた。今は精神的バランスが悪いだけあって余計疲れた罠。
でもなんかスッキリした気もしないでもないがねw